プレスリリース
2011年9月13日

ランボルギーニ、究極のガヤルド
LP 570-4 スーパートロフェオ・ストラダーレを発表

ガヤルド LP 570-4 スーパートロフェオ・ストラダーレ

【2011 年9 月12 日イタリア サンタアガタ・ボロネーゼ発】
アウトモビリ・ランボルギーニは、ガヤルドシリーズの究極のトップモデルとなるガヤルドLP 570-4スーパートロフェオ・ストラダーレを発表いたします。このガヤルド最新作は、世界最速のワンメイクレース・シリーズとして知られるランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ用マシンをベースとするモデルであり、モーターレースの興奮を公道で直接味わうことができます。
ガヤルドLP 570-4スーパートロフェオ・ストラダーレは、限定150台のみ生産される予定です。

ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ選手権は、プロフェッショナルドライバーのみならず、アマチュアドライバーにも広く門戸を開き、モンツァ、シルバーストン、ホッケンハイムなど欧州を代表する著名サーキットで、エキサイティングなレースを展開するシリーズです。レーシングバージョンとロードバージョンにはさまざまな共通点が存在します。
たとえば、パワフルなV10エンジンもそのひとつです。トロフェオシリーズでは、レーシングバージョンで使用されているエンジンと全く同様のエンジンがロードバージョンにも使用されています。

■巨大なリヤスポイラーが強大なダウンフォースを発生
LP 570-4スーパートロフェオ・ストラダーレとレーシングバージョンで、ひと目でわかる共通点は、ストラダーレのリヤスポイラーです。ストラダーレのリヤスポイラーはレーシングバージョンと同一仕様であり、ガヤルドLP 560-4の3倍という強大なダウンフォースを発生し、タイトセクションや高速セクションの安定性を飛躍的に向上させます。クイックリリース式リムーバブル・エンジンフードも、サーキットからフィードバックされたコンポーネントです。スポイラーとエンジンフードだけでなく、さまざまなボディコンポーネントは、カーボン複合材で製作されています。カーボンファイバーやアルミニウムによる構造は、ガヤルドの新しいトップモデル、LP 570-4スーパートロフェオ・ストラダーレの超軽量構造の基本となるテクノロジーです。

■カーボンファイバーの採用がもたらす軽量構造
ガヤルドLP 570-4スーパートロフェオ・ストラダーレの乾燥重量は、軽量で知られるガヤルドLP 560-4をさらに70kgも下回る1,340kgです。これにより、LP 570-4スーパートロフェオ・ストラダーレは、2.35kg/HPという驚異的なパワーウェイトレシオを実現し、0〜100km/hをわずか3.4秒で加速するだけでなく、発進から10.4秒後には200k/hに到達し、320km/hの最高速度を実現しています。

■イタリアンレーシングの伝統カラー、「ロッソ・マルス」
ガヤルド・スーパートロフェオ・ストラダーレは、究極のサーキット性能とランボルギーニに息づく「イタリアンカルチャー」を象徴する新色「ロッソ・マルス」を採用しています。
この特徴的な赤色は、モータースポーツ黎明期に国別にボディカラーが決められていた時代のレーシングレッドを再現したものです。
当時、英国はダークグリーン、フランスはブルー、ドイツはホワイト(後にシルバー)、米国は白とブルーのストライプなど、エントリーカーの国籍に応じてボディカラーが決められており、イタリアのマシンはすべてレッドにペイントされていました。

■レッド、ブラック、カーボンファイバーのエクステリア
ガヤルドLP 570-4スーパートロフェオ・ストラダーレの大型リヤスポイラー、エンジンフード、フロント・エアインテークはマットブラック仕上げとなり、「ロッソ・マルス」との美しいコントラストを演出しています。鍛造アルミニウムリムはハイグロスブラックです。なお、この美しい艶を放つブラックは、ルーフカラーとしてオプション設定されています。ロッカーパネルカバー、リアエンドで存在感を放つリアディフューザー、ドアミラーハウジングには、ハイグロス仕上げのカーボンファイバーを採用しました。 た、ランボルギーニ史上初めて、レッドに塗装されたブレーキ・キャリパーが採用されています。このアクセントカラーは、LP 570-4スーパートロフェオ・ストラダーレの外観と内に秘めたレーシングコンセプトを完璧に表現しています。
イタリアン・モータースポーツの歴史と伝統を感じさせる「ロッソ・マルス」のほか、「グリジオ・テレスト」、「ビアンコ・モノセルス」のエクステリアカラーもオプション設定しています。なお、どちらの仕様にも、グロスブラック仕上げのルーフがオプション設定されています。

■ミニマリストデザインが貫かれたスポーティなインテリア
スーパートロフェオ・ストラダーレのインテリアは、スポーティなミニマリズムを具現化するブラックとレッドに統一されています。インテリアの素材には、アルカンターラ(「ロッソ・マルス」カラーのロアダッシュボード、シートクッション・センター、バックレスト)と極めて軽量なカーボンファイバーが広範囲に使用されています。それ以外のエリアにも、ブラックのアルカンターラを採用し、強いコントラストを放つレッドのステッチを施しました。ステアリングホイールは、ブラックスウェード巻きとし、レッドのトップステッチがあしらわれています。ランボルギーニが自動車業界におけるカーボンファイバー素材のパイオニアであることはすでにご存じのとおりですが、ドアパネル、モノコック構造のレーシングシート、センターコンソールカバーにカーボンファイバーが使用されています。
また、メタルパーツはダーククローム仕上げとして、上品でスポーティなアクセントとしました。さらに、パーキングブレーキ・フレーム、センターコンソール中央部、ステアリングホイール・ロアリム、メイン/セカンダリー・インストルメントパネルの装飾フレーム、グローブボックスハンドル(グローブボックスもオプション設定)をカーボンファイバー製にするオプションも用意しています。

■驚異のパワープラント
スーパートロフェオ・ストラダーレは、レーシングバージョンと同様、ガヤルド・スーパーレジェーラの技術的アプローチに基づいて開発されています。
V10エンジンを8,000rpmまで使い切ると、最高出力は570PS(419kW)に達します。同様にトルクも強烈で、最大トルクは540Nm/6,500rpmです。V10ユニット特有の点火順序により、モーターレーシングそのもののエキゾーストノートが響き渡ります。

■スーパートロフェオ選手権という「実戦で証明された」トランスミッション
ガヤルド・スーパートロフェオ・ストラダーレには、レーシングバージョンと同様のeギア6速ロボタイズド・ギアボックスが搭載され、シフト操作はステアリングホイールに標準装備されるシフトパドルで行います。電子制御された6速ギアのシフトチェンジはスムースで、人間の領域を完全に越えた素早い操作を可能にしています。ゼロスタート時のパフォーマンスを最大限に引き出すため、専用の「スラストモード」もプログラムされています。これは、発進時のエンジン回転数を約5,000rpmに設定し、最小限のホイールスピンで最大限の加速を引き出すモードです。

■フルタイム4WDシステムがあらゆる状況下で最高レベルのトラクションを約束
ガヤルドLP 570-4スーパートロフェオ・ストラダーレの体験は、圧倒的な魅力と純粋なエキサイトメントに溢れています。その理由のひとつは、4輪駆動により、ほぼすべての状況下で最高のグリップが確保されている点にあります。
現時点において、ランボルギーニ・スーパートロフェオ選手権は、4輪駆動のレーシングカーによる世界で唯一のレーシングシリーズです。
ガヤルド・スーパートロフェオ・ストラダーレは、ドライビングマシンと呼ぶべきモデルであり、息を呑むようなコーナリングスピードを実現し、あらゆる場面で俊敏なレスポンスでドライバーの意思に応えます。そのマナーは一貫して精密で安定性が高く、最高の安全性も備えています。

■卓越した精度を誇るサスペンション
モータースポーツ直系のサスペンションシステムは、4輪に軽量アルミニウムによるダブルウィッシュボーン・レイアウトを採用しています。精妙なラック&ピニオン・ステアリングは、路面情報を余すことなくドライバーに伝達し、クルマとの一体感をもたらします。ガヤルド・スーパーレジェーラと同様、クルマが持つダイナミックポテンシャルをフルに引き出すアプローチとセットアップが採用されています。高いポテンシャルを秘めるガヤルドシリーズの中でも、ひと際レーシングマシンに近い存在であるのがガヤルドLP 570-4スーパートロフェオ・ストラダーレです。
19インチ鍛造アルミニウムリムも軽量化に貢献し、実にホイールだけで13kgもの重量が削減されています。軽量性と堅牢性を兼ね備えるホイールベアリングとボルトには、チタン素材を採用。圧倒的なパフォーマンスで知られるピレリP-Zero コルサタイヤを組み合わせました。

■エンジンパワーにふさわしい強力なブレーキ
マッシブなホイールの背後には、驚異的なストッピングパワーを誇るブレーキシステムが装着され、ESPスタビリティコントロールシステムも標準装備されて
います。フロント・アルミニウムキャリパーは8ピストン、リヤは4ピストンです。ブレーキディスク径は、フロント、リヤがそれぞれφ365mmとφ356mmです。
カーボンセラミック・ブレーキシステムもオプション設定され、これを選択した場合、フロントディスク径はφ380mmとなります(リヤは標準仕様と同径)。

■レーシングスピリットを駆り立てるオプションの数々
カーボンセラミック・ブレーキシステム以外にも、チューブラーフレーム構造のロールケージ、4点式シートベルト、消火器など、サーキットユースを念頭に置いたオプションが多数設定されています。その一方で、快適で安心なストリートユースを演出するオプションも用意され、ブルートゥース携帯電話に対応したサテライト・ナビゲーションシステム、盗難防止システム、フロントアクスルを持ち上げるリフティングシステムが用意されています。

 Engine
エンジンタイプ 90°V 型10 気筒、DOHC 40 バルブ、直噴(Iniezione Diretta Stratificata)
総排気量/圧縮比 5,204cc / 12.5:1
バルブ・システム チェーンドライブ、インテーク/エキゾースト電子制御バリアブル・バルブ・タイミング

最高出力/最大トルク

419kW(570PS*)/ 8,000rpm / 540Nm / 6,500rpm(398.3 ft-lb)
ボア/ストローク 84.5mm×92.8mm
エンジン・マネージメント・システム ボッシュ製 MED 9.0
冷却システム エンジン&ギアボックス・オイルクーラー
油冷システム 水冷式オイルクーラー
水冷システム ツインラジエター
排ガス・コントロール・システム ラムダセンサ付き触媒コンバータ
潤滑システム

ドライサンプ方式

 Dimensions
寸法 (LxWxH)/乾燥重量 4,386mm ×1,900mm ×1,165mm/1,340kg
ホイールベース 2,560mm
トレッド フロント1,632mm、リヤ1,597mm
重量配分 フロント:43%、リア:57%
 Drivetrain
駆動方式 「ビスカス・トラクション」システム付きフルタイム4WDシステム
トランスミッション ロボタイズド・シーケンシャルe ギヤ・システム
(ステアリングコラム・パドル・シフト付き)
リアデファレンシャル 45% リミテッドスリップ
フロントデファレンシャル ABD スリップリミテッド機構
クラッチ ダブルプレートφ215 mm
 Chassis and body
フレーム 構造アルミニウム・スペースフレーム、押出アルミニウム・ パーツをベースにアルミニウム鋳造ジョイント部材を溶接
ボディ アルミニウム製(熱可塑性「ハングオン」パーツおよびカー ボンファイバー製パーツを広範囲に採用)
サスペンション ダブル・ウイッシュボーン・フロント&リヤ・サスペンション・システム、アンチロール・バー、アンチ・ダイブ、アンチ・スクワット
ESP ABS、ASR、ABD付きフルESPシステム
スチール製ブレーキ ベンチレーテッド・ディスク(フロント/リヤ)
フロント365×34 mm、リヤ356×32 mm
パワー・バキューム、アルミ合金製キャリパー:
8 ピストン・フロント・キャリパー&4 ピストン・リヤ・キャリパー
カーボンセラミック・ブレーキ ベンチレーテッド・ディスク(フロント/リヤ)
フロント380×38 mm、リヤ356×32 mm
パワー・バキューム、アルミ合金製キャリパー:
6 ピストン・フロント・キャリパー&4 ピストン・リヤ・キャリパー
ステアリング パワーアシスト付ラックアンドピニオン
最小回転半径 5.75m
タイヤ(フロント ‐ リア) ピレリP ゼロコルサ
フロント235/35 ZR19、リヤ295/30 ZR19
ホイール(フロント ‐ リア) アルミ合金製、フロント8.5×19 インチ、リヤ11×19 インチ
リアスポイラー 固定式
エアバッグ 「デュアル・ステージ」運転席/助手席エアバッグヘッド/ソラックス・サイドエアバッグ(オプション)
 Performance
最高速度 320km/h
加速性能 3.4秒((0〜100 km/h)、10.4秒((0〜200 km/h)
 Capacities
燃料タンク 90リットル
エンジンオイル 10リットル
冷却水 20リットル
 EU サイクルに基づく燃料消費量(e ギア)**
市街地 20.4 リットル/100 km
郊外 9.4 リットル/100 km
複合 13.5 リットル/100 km
排ガス・レベル Euro-5 - LEV2
CO2排出量 319 g/km
* 馬力(PS)は、右の計算に基づく:1 kW = 1.34 PS
**EC/2004/3 指令に基づく