2009 年1 月12 日、デトロイト/サンタアガタ・ボロネーゼ発
●中東およびアジア主要市場で力強い成長を記録
●国別では中国の伸びが最大
●長期戦略および生産計画に変更はなし
世界的な金融・経済危機の中、アウトモビリ・ランボルギーニは、2008 年も歴史的な販売台数を記録しました。イタリアを代表するラグジュアリー・スポーツカーメーカーであるランボルギーニは、2008 年、世界全体で2,430 台を販売、これは一昨年の2,406 台に対して1%増にあたる数字です。
伝統的な市場では弱含みの展開が見られたものの、新興市場などの成長がこれを補って余りある成果をもたらしました。
米国の販売台数は741 台と、一昨年の930 台から20.3%減となりました。これにより、ランボルギーニの世界市場に占める米国の割合は、38.7%から30.5%に低下しています。ドイツや英国など伝統的な市場では、ひと桁台の低下にとどまりました。一方、ランボルギーニの本拠地であるイタリアでは、一昨年比10%増となる230 台が販売されています。これにともない、イタリアはランボルギーニにとって世界第2 位の市場となりました。フランスでも27%の販売増が記録されています。
伸び率が最大となったのは、中東および極東の中核市場です。中東地域では、一昨年の100 台から一気に166 台に増加、これは66%の伸び率に相当します。また、中国では、2007 年は28 台の販売にとどまったものの、2008 年には157%の伸び率となる72 台の販売を達成しました。さらに、香港や韓国でも、それぞれ120%および100%の伸び率が記録されています。中東および極東の世界市場占有率は、15.0%から21.8%に増加しました。
「世界的な景気が後退し、自動車市場の低迷が叫ばれているものの、ランボルギーニは2008 年に新たな販売記録を打ち立て、弊社のビジネス戦略の持続性を証明することに成功しました。今後も厳しい時代が待ち受けていますが、さまざまな面でラグジュアリーブランドとしての価値と魅力を高め、あらゆる試練に対処する所存です」と、ランボルギーニ社長兼最高経営責任者(CEO)のステファン・ヴィンケルマンは語っています。
ランボルギーニは現在、46 年の社史の中でもっとも若々しく、魅力的な製品ラインナップを確立させています。1 年に1 車種のニューモデルを発売するとともに、中東やアジアなど大きな可能性を秘めた新市場に向けても首尾一貫したアプローチを採り、確かな市場拡大を果たしています。これらが相まって、近年のアウトモビリ・ランボルギーニは、業界水準を上回る力強い成長を続けています。
ランボルギーニの業績は、自動車業界およびラグジュアリー業界屈指の再建プロジェクトと捉えられています。ブランドイメージが急速に高まったほか、わずか4 年で従業員数も大きく増加しています。
ランボルギーニは、新年が明けるはるか前から、需要は流動的であると認識し、確かな方策を講じてきました。たとえば、労組代表と話し合いを重ね、協調の精神の下で柔軟性のある生産体制を確立させています。フレックスタイム導入のほか、場合によっては就業時間を研修や資格取得プロジェクトに充てることについても合意がなされています。
しかしながら、ランボルギーニには、長期的戦略を放棄する意思はありません。研究開発への投資が減じられることはなく、世界的規模で進行するブランドプレゼンスの拡大にも影響はありません。1 年に1 車種のニューモデルを開発する計画も維持します。最近、この戦略に基づいて、新型ガヤルドLP560-4 スパイダーを発表しました。ランボルギーニは、ラグジュアリー・スポーツカーメーカーとして最高の収益性を確保するとともに、セグメント中もっとも魅力的な雇用主となることに大きな自信を持っています。
デトロイトモーターショーでは、2 台のカスタマイズ・スーパースポーツカーを展示
ランボルギーニは、2009 北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)において、新型ガヤルドLP560-4 スパイダーのほかに2 台のエクスクルーシブなカスタマイズ・スーパースポーツカーを公開します。鈍く輝くマットブルーのペイントとさまざまな特別装備を備えるムルシエラゴLP640 とガヤルドLP560-4 は、サンタアガタ・ボロネーゼのスペシャリスト集団、パーソナリゼーション・プログラムである「アド・ペルソナム」の卓越したクラフトマンシップによるもので、その無限の可能性を示すものです。
「アド・ペルソナムは、ランボルギーニ・ブランドの個性を象徴し、すべてのランボルギーニ車のお客様が独自性の高い製品、すなわち、お客様のライフスタイルと完璧にマッチした製品を所有していただくためのプログラムです」と、ヴィンケルマン社長兼CEO は述べています。「ランボルギーニが提供するスーパースポーツカーは、常に購入される方のパーソナリティの表現なのです。だからこそ非常に高度な独自性を発揮させることが可能なのであり、文字どおり唯一無二のランボルギーニが完成します」。
「敢えて不可能に挑戦すること」こそ、ランボルギーニ・パーソナリゼーション・プログラムのモットーです。
アド・ペルソナムは、高度に個性化されたエクステリアやインテリアを実現し、ランボルギーニを孤高のスーパースポーツカーたらしめています。
ユニークなデザインを彩るユニークなカラーリング
デトロイトモーターショーに出展された2 台のスーパースポーツカーは、このモデルのために新たに調合されたパワフルなトーンのマットブルーのペイントが施され、鈍い輝きを放っています。マットブルーを纏ったムルシエラゴとガヤルドは、洗練されたエレガンスを感じさせると同時に、非常にパワフルでダイナミックなイメージを醸し出しています。ランボルギーニならではのデザインにふさわしいユニークなペイントカラーです。
鈍い光沢を放つマットラスター・ペイントは、複雑な工程とクラフトマンシップを要求します。このペイントを施せる自動車メーカーは、世界広しといえどランボルギーニ一社のみです。また、アド・ペルソナム・プログラムには、マットブルーのほか、マットブラックのネロネメシス、マットホワイトのビアンコカノープス、マットブラウンが眩しいマローネアプスのニューカラーが追加されました。さらにお客様のイメージに合わせて、無限のカラーリングを作り出すことも可能です。
ラグジュアリーを追求したスポーティ、あるいはクラシックな美しさを持つパワー感
マットブルーのムルシエラゴ、ガヤルドともに、インテリアにもアド・ペルソナムの粋が尽くされています。
インテリアのベースカラーはブラック。ファインダイアモンド・ステッチには、ボディカラーに対応したブルーが選択されています。シート、ドアトリム、ヘッドライナー、ステアリングホイールに、このカラーコーディネーションが採用されました。レザー内装は、ガヤルドLP560-4 のラグジュアリー感、スポーツ性、そして特有のフィーリングを見事に表現しています。
ガヤルドLP560-4 のインテリアには、ナッパレザーが採用されています。シート、コクピット、ドアトリム、ピラー、ヘッドライナーを覆う最高級レザーは、シックなネロペルセウスに仕上げられています。これにカーボンファイバー製エレメントが相まって、ラグジュアリー感の中にもレーシーな雰囲気が漂います。
「カリスト」ホイールはハイグロス・ブラックとして、マットブルーのボディとのコントラストを際立たせています。
ムルシエラゴLP640 は、歴代ランボルギーニの中でもとりわけ魅力的なスーパースポーツカーです。デトロイトに出展されるムルシエラゴは、ダイアモンド・ステッチ入りアルカンタラのインテリアトリムが施され、その個性をアピールします。スポーツシートはもちろん、ドアやヘッドライナーを含めた全インテリア
にアルカンタラが採用されています。ステアリングホイールには、ステッチ入りスウェードを施したうえ、さらにカーボンファイバーのインレイで個性を強調しています。「ヘルメラ」デザインのホイールは、ガヤルドと同様のハイグロス・ブラック仕上げとして、マットブルーのエクステリアカラーと美しいコントラストを実現しています。
可能性は無尽蔵
アド・ペルソナムは、無限に等しい可能性を提供し、ランボルギーニのエクステリアやインテリアを際立った個性で彩ります。サンタアガタ・ボロネーゼのカラースペシャリストやトリムデザイナーは、自らの創造性を賭けて最高の製品をお届けします。レザートリムには、第一級の素材のみを厳選し、ランボルギーニ独自の雰囲気をいっそう強調します。さまざまなカラーのレザー、アルカンタラ、2 トーン仕上げ、素材コンビネーション、同色あるいは対照色のステッチやパイピング、お馴染みのQ チトゥーラ・ダイアモンドステッチ・パターンなど、シートだけでもその選択の幅は無限に広がります。
ハイテク・カーボンファイバーは、レーシーな雰囲気を醸し出します。たとえば、エアコンディショニング・コントロールパネルやパーキングブレーキレバーにこの素材を施すと、キャビンはまさにサーキットのニュアンスが感じられるようになります。エクステリアでは、幅広いホイール・ラインナップやイエロー/シルバーのブレーキキャリパーを用意して、完璧なパーソナリゼーションを約束します。
ランボルギーニは、独自の品質基準に合致するかぎり、あらゆる種類のリクエストに応じ、世界にたった1 台のランボルギーニを創り上げます。お客様にお届けする製品がお客様の趣味や嗜好と完璧にマッチした瞬間、ランボルギーニの審美性が完成の域に達するのです。